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小田代が原は標高約1400m戦場ヶ原(赤沼茶屋)から徒歩で50分の所にあり面積は
約120万平方m、地形的には男体山、大真名子山、小真名子山太郎山、山王帽子山、
外山、高山の山々に囲まれミズナラ、カラマツの原生林に囲まれたこじんまりした湿原です。
湿原は盆地状になっている為に霧が早朝発生しやすく霧に浮かぶ貴婦人(白樺の木)に
朝日が差し込む光景は幻想的で多くのカメラマンが撮影に来ています。最近は鹿による
湿原植物への被害が出ているので湿原の周囲に鹿侵入防止柵が設けられ、入り口は回転式
のドアーが付けられ自然との調和では少し違和感を感じます。今回は残念ながら、早朝の霧は
立たなく自然相手の撮影はそのチャンスとの出会いがまた次回にと心をかきたてます。
それゆえに一期一会が大切なのです。そう思わせてくれる今回の撮影でした。

奥日光・小田代ヶ原




















小田代が原の
夜明け


貴婦人と呼ばれている
一本の白樺の木


貴婦人














野アザミが
印象的でした