古くから大宮夏まつりは、武蔵一宮氷川神社の例大祭に合わせて行われてきました。毎年8月1日は、
早朝より近隣各町の御輿や山車、花車等が約30数基も氷川神社の境内に集結します。ここで勅使を
お迎えし、御輿や山車に御霊を入れ、それぞれの町内へ渡御されるのです。
例大祭は、皇室のご使者である勅使をお迎えしての、厳粛な祭儀が行われますが、もちろん全国総て
の神社の例祭に勅使が参向されるわけではなく氷川神社の他、伊勢神宮・出雲大社・橿原神宮・春日大社
平安神宮・近江神宮・賀茂別雷神社・賀茂御祖神社・熱田神宮・石清水八幡宮・明治神宮・靖国神社の
13箇所のみです。氷川神社が勅使参向の神社に定められたことは、それだけ由緒ある神社であるからと
いえます。夏まつりはサンバと御輿が競演(スパーク)する熱気あふれるスパークカーニバルや古き良き
伝統の重みを感じる15基の御輿揃い渡御、山車の揃い巡行や阿波踊りが行われる中山道まつりがあり
8月1、2日の二日間は大宮駅周辺はお祭りでにぎわいます。
大宮 夏まつり