福島県下郷町にある大内宿。栃木県今市と会津若松を結ぶ会津西街道の宿場です。
会津西街道は会津藩が江戸時代初期に会津と江戸を結ぶ幹道路として整備したもので
廻米などの物資の輸送で栄え、会津藩も参勤交代の際にはこの道を利用するなど重要な
街道であった。茅葺き屋根や軒下を流れる水路など、江戸時代の宿場の面影が良く残されて
いて今も現役。なかには民宿や料理店を営むものもあります。また、なぜかここには源平合戦
のさきがけとなった「以仁王伝説」があるところ。京都から敗走した以仁王がこの地に
逃げ延びたというもの。王の宮号「高倉宮」にちなんだと思われる高倉神社があり、以仁王
の側室の墓まであったりします。この大内宿で毎年2月の第二土曜日・日曜日にかけて
雪まつりが開催され、祭りの中で御神火載火が行われる。この御神火は「高倉神社」で採火
され、たいまつを持った町の若者達により会場内を通り本陣跡前まで運ばれ点火されます。
その他三志神楽・団子さし・ボタ引き競争・花火大会などが行われます。2・14(土)にその様子を
撮影に出かけましたが、当日は暖かく付近では雪崩な発生、道路の通行不能箇所が出る等で
帰路は迂回を余儀なくされました。湯野上温泉で一泊し、翌日は会津若松・猪苗代を経て
裏磐梯・五色沼へ行きましたが、夜から低気圧が接近し冬型の気圧配置となり、天気は大雪
で風も強く地吹雪のようで視界も5mほどの時もありました。風の様子を窺って視界が良くなった
時を見計らって撮影しました。写真はモノトーン調子ですが冬の厳しさは伝わっていると思います。
大内宿について:
国重要伝統的建造物群保存地区・下郷町大内宿伝統的建造物保存地域
面積 約11.3ヘクタール 国指定・昭和56年4月18日
町並みの特徴:寄棟造の建物が道路と直角に整然と並べている。倉や納屋は主屋の奥に建つ。
大内宿Map
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大内宿雪まつりと裏磐梯(五色沼周辺)





























大内宿陣傘と
雪だるま


木に刺さっているのは
団子


町並み


石仏の脇に
誰が作ったか雪だるま



軒下の干し大根



おみやげの
生地で作った大根



おみやげの
生地で出来たみかん

  


ボタ引き競争の
スタート



ボタ引き競争


ボタ引き競争


ボタ引き競争


三志神楽


三志神楽


三志神楽


大内宿の夕暮れ
天気は下り坂


御神火載火



御神火載火




裏磐梯
毘沙門沼




毘沙門沼
一部氷結せず湖面現る



毘沙門沼
周辺にて




毘沙門沼
周辺にて



毘沙門沼
周辺にて




毘沙門沼
周辺にて



毘沙門沼
周辺にて