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秋深まる高原風景・蓼科高原にある御泉水自然園での撮影です。
蓼科山の中腹、標高1830mに広がる自然園はカラマツ樹林・ツガ・ミズナラなど亜寒帯原生林
のなか樹林を巡る散策道が整備されていて自然探索が出来ます。樹林には不思議で幻想的な
サルオガセがカラマツの木から髭のように下がり奇妙な光景が多く見られます。カラマツが多いので
紅葉は黄色が主体の色付きです。今年は暖かい日が多いので紅葉は一週間ほど遅れているようでした。

***サルオガセ(申尾がせ)***
松の木からオキナの面のヒゲのようなものがぶら下がっている。これがサルオガセで日本には40種類
以上種類がありその分類は専門家でもなかなか難しい物の一つと言われている。
針葉樹の枝に多く着生し菌類と藻類が共生する地衣類です。薬用効果があり乾燥したものを松羅と呼んで
利尿剤にします。地衣類は菌類に分類される生物群なのでキノコ同様食べられる地衣類だけでなく毒の
ある地衣類もある。                                                130410

            
紅葉の蓼科高原





















サルオガセ

サルオガセ



サルオガセ












マユミ


マユミ