山開き(4/27)直後の上高地を大正池〜田代池〜明神池へとフォトハイクしながら4/29〜30に撮影して来ました。
上高地への途中、沢渡周辺では大分木々が芽吹き新緑の緑が有りましたが、大正池ではまだ木々の芽吹きは
極く僅かでした。河童橋から明神までの林にはまだところどころ残雪があり、明神の早朝は霜が降りる寒さでした。
今頃の気温は早朝は霜が降りる寒さですが日中は17〜8度と気持ち良い気候です。天気が良好でしたので焼岳
穂高連峰・明神岳の残雪と池のへの映り込みが非常に綺麗でした。明神岳残雪の光景は山開き直後がチャンスの
様です。上高地ビジターセンターで購入した散策ガイドブックによると焼岳(2455m)は今もなお山頂から噴煙を上げ
活動している活火山です。最近では昭和37年6月に爆発を起こしているようです。大正4年6月に起こった爆発で大量
の火山泥流が梓川をせき止め大正池を誕生させた。河童橋から約3kmのカラマツ林を歩くと明神に着きます。明神は
昔の上高地の中心地であり、大正期に山岳名の大変更が行われるまで明神の峰々は単に穂高岳と呼ばれていました。
明神岳は穂高大明神の略で山姿は穂高の穂をイメージさせます。古来、ここが上河地(カミコウチ)と呼ばれたのは
当地一帯が神武天皇の従兄であり、綿積又は安曇族の嫡子であった俗称、穂高見命の神域であったためでした。
ここ明神には穂高神社奥宮があります。九州に栄えた海運民族の安曇族が信州に新天地を求め、かつて湖水であった
安曇野を干拓して、土地を作った言い伝えにより海陸交通守護、北アルプスの総鎮守として穂高見命が祭神として祀ら
れています。奥宮の奥には明神岳からの土砂が湧き水をせき止めできた明神池があり手前に一之池・奥に二之池が
あります。また、穂高神社の本宮は南安曇郡の穂高町にあり嶺宮は北アルプスの主峰奥穂高岳に祀られています。
芽吹き大正池から明神へ上高地撮影

焼岳
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穂高連峰
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焼岳
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岳沢雪渓
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焼岳が大正池に
映り込み
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梓川の流れ
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田代湿原
後方に穂高連峰
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田代池
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明神への道
まだ雪が残る
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冬を越した古木
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山の斜面にも
まだ雪が残る
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天気は快晴
クリアーな空
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早朝の明神岳
少しだけ焼ける
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明神館から
明神岳の眺め
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ここから北アルプス
への登山口
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道標
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明神一之池
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明神一之池
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明神一之池
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明神二之池
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明神二之池
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明神二之池
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明神二之池
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穂高神社奥宮
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奥宮のアップ
菊の紋に注目
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奥宮のアップ
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奥宮のアップ
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奥宮のアップ
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奥宮のアップ
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苔のクローズアップ
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エゾヤナギ
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やっと新芽がのぞく
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春を待つ
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